会社研究・仕事研究は 【求人票】【WEB】【職場見学】のフルコース 企業が集まる説明会もぜひ参加を
企業探しのポイントは2つ!
「どんな会社で働きたいか」「どんな仕事がしたいか」
求人票を片っ端から見る。
それが“運命の出会い”になることもある。
高校生の仲良しコンビ、A&Bは今日も元気にボケとツッコミ。
A「今日から7月や!」
B「7月1日といえば?」
A「もうすぐ夏休み!」
B「なんでやねん!求人票の公開日やろ」
・・・と、就職を考えているみなさんには、
このくらいのツッコミができるくらいになっていてほしい今日この頃。
そう。7月になれば企業から届いた求人票が公開され、
学校で自由に閲覧することができます。
業種や職種をとくに絞り込んでいない、
もしくはぼんやりとイメージは持っているけど、
まだ明確ではないという場合は、片っ端から求人票を見ていくのも一つの方法。
求人票にはいろんな情報が載っているけど、
◎社名(→キホン中のキホン)
◎本社所在地
◎勤務地(→本社とちがうこともある)
◎事業内容(→これもキホン)
◎募集職種(→やりたい職種の募集はある?)
◎雇用形態(→正社員として働ける?)
◎就業時間(→シフト制のところも)
◎給与(→気になる毎月の月給とボーナスなど)
◎休日(→会社によってはバースデー休暇とかも)
などの重要項目をチェックしてみよう。
そのうちに「お?どんな会社だろう?」と
気になる企業が見つかったらメモしておく
→あとでホームページを見たり、先生に詳しい情報を聞いて
絞り込んでいきましょう。
職場見学に
行った方がいい理由
企業のホームページには、職場や社員の写真がたくさん載っていたり、
SNSで採用担当の人と直接コミュニケーションできることもあります。
社長の経歴を見て、「あ、うちの高校の卒業生だ!」
とわかって、身近に感じたりするかも。
求人票とWEBを見て、「家から通えるし、転勤もないし、給料も希望どおり。
オフィスもきれいで働きやすそうだ」という企業が見つかったとしましょう。
でもちょっと待った!
書類やWEBでわかることはほんの一部。
みなさんが思い描いている会社の姿と、実際の状況がピッタリマッチ、
なんてことの方が少ないと思います。
どんな会社なのかを知るためにも、学校内で説明会が開かれたら、
ぜひ参加しましょう。
説明会には「高卒生を採用したい!」
といういろんな企業の採用担当者が来て、
会社のことを詳しく説明してくれます。
保護者も参加できますよ。
『ユーロード!高校生』としては、
「いいな」と思う企業が見つかったら、可能な限り、
先生に相談してアポイント(面談の予約)をとって、
職場見学に行くことをオススメします。
見学に行くと、文字にすることができない、その会社の“社風”がわかります。
職場見学に行くのは夏休みなので、授業を休む必要もなし。
また、仕事を体験できる「インターンシップ」を実施している企業もあります。
職場見学は複数の企業に行ってもOK!
2~3社の企業を見れば比較ができて、自分に合うかどうかも考えやすくなります。
いろんな会社を見学できる機会はそうあるものではないから、
ぜひ行ってみてください。
そして、脳内AR(拡張現実)を始動!「ここで自分が働く」と想像し、
目の前の風景に自分をバーチャルで重ねてみよう。
どう?すんなりなじんでる?それとも、なんか変?
そのときの感覚、自分の気持ちを大切に、
志望するのかどうかを決めてほしいです。
とくに見てほしいのは、働いている先輩たちの様子です。
「なんかイキイキしてる」「上司もやさしそうな人だなあ」とか、
求人票とはちがう視点でその会社を知ることができます。
見学の日程が決まったら、事前に質問内容を考えてメモをしておき、
当日はどど~んとぶつけてみよう。
「聞きにくいから」なんて遠慮せず、
ここは人生最大の勇気をふりしぼって聞くことです。
会社研究、仕事研究は、求人票、WEB、職場見学がワンセット。
企業や時期によってすべてが可能なわけではないけれど、
できる限り求人票プラスαの情報収集を心がけておきましょう。
【コラム】
応募先を決めるときのポイントは2つだけ!
(1)どんな会社で働きたいか
(2)どんな仕事をやりたいか?
この2つをキーワードに、求人票を見てください。
『ユーロード!高校生』も、企業探しの強い味方です。
職種や勤務地、同じ高校出身の先輩情報など、
いろいろな切り口で検索できるようになっているので、利用してみよう。
求人票でいいと思った会社が載っているかもです。